こんにちは。かける、はるちゃんです。
私たちは2020年度は休学していて、2021年4月にGFRのM2として復学した組です。
COVID-19もあり、想定していたものとは大きく異なる休学期間でした。
そこで、休学前・中・後に分けて、私たちの休学に対する考えを記事にしたいと思いました。
- やりたいことがあり、休学を考えている
- 休学の就活への影響を心配している
といった、休学を悩んでいる方向けに書いた内容です。(もちろんそれ以外の方も、是非見てみて下さい。)
かけるとはるちゃんの自己紹介記事はこちら👇
休学中は何をしていた?
事前情報として、かけるとはるちゃんが休学中に行ったことをまとめておきますね。
かける
- 計画していた内容
- 2020年4月~7月:国連広報センターでのインターン
- 2020年8月~2021年3月:オランダ・Wageningen Universityでの研究インターン
- 実際の内容
- 2020年4月~7月:国連広報センターでのインターン
- 8月~9月:札幌へ戻り研究活動・就職活動
- 10月~11月:Inaho株式会社でのインターン
- 12月~2021年3月:札幌へ戻り研究活動・就職活動
はるちゃん
- 計画していた内容
- 2020年4月~7月:アルバイト生活
- 2020年8月~2021年1月:オーストラリア留学(当初は8月から復学予定)
- 実際の内容
- 2020年4月~11月:福祉関係の企業でアルバイト
- 12月~2021年3月:
- マザーハウスのショップ販売員
- JICAでの事務アルバイト
なぜ休学しようと思ったか?
かける:大学4年次くらいから海外で勉強したいと思っていた。
国際食資源学院(以下、GFR)に入学し、デンマークやミャンマーといった海外実習を経て、より長期間の海外経験を積みたいと思うようになった。
M1の時に就活をしていたんだけど、「このまま自分のやりたいことをやらずに就職していいのか?」って心残りがあって、休学を決意したね。
はるちゃん:私は、オーストラリアに交換留学(2020年7月~2021年1月)をする予定だった。
7月まで大学にいてもすることがないので、4月~6月だけ休学をして、7月から留学のため復学予定だった。
研究活動ではなくて、国際協力、開発経済の勉強をしたかったのと、英語を実用レベルまで喋れるようになりたかったことが目的だね。
かける:じゃあ、おれは元々1年間休学するつもりで休学を開始したけど、はるちゃんはCOVID-19で予期せず休学期間が1年間になったって感じなの??
はるちゃん:そうだね。
休学に対する不安や心配はなかったか?
—– 休学に対しては、金銭面や両親の同意、就職活動への影響など、多くの懸念が頭をよぎる。
—– 2人はそのような心配は無かったのか??
はるちゃん:あまりなかったね。留学したい気持ちが強かった。
金銭面では、あまり両親に負担はかけたくなかったから、バイトで稼ぐ予定だった。
かける:おれもなかった。両親も特に悪い反応は見せなかったかな。
金銭面では国連インターンの時は実家に滞在予定で、留学中は「トビタテ!留学JAPAN」っていう奨学金を取得する予定だった。
はるちゃんは就職面でも心配はあった?
はるちゃん:休学が就活に対して悪影響を及ぼすとは全く思っていなかったかな。
休学期間でやる予定は人生に対してプラスになると信じていたし。
かける:おれも同じだね。
休学での経験は面接等でもネタになるし、休学しただけで評価を下げる企業なんか無いんじゃないかなって思う。
COVID-19の影響はどうだった?
—– 2人が休学を開始した2020年4月には、COVID-19による緊急事態宣言が発令された。
—– COVID-19によって大きく計画が狂わされたと思うが、2人はどのように対応したのだろうか。
はるちゃん:COVID-19によって留学が危うくなり始めてから、すぐに復学をして就活をするべきかどうか悩んね。
ただ、休学期間は学業を気にせずやりたいことを追及できる貴重な時間だと思ったね。
かける:おれは元々4月~7月まで国連インターンがあったので、この期間は8月~のオランダ留学ができるのかどうかずっと様子見でいた。
8月以降も渡航できないってことが分かってからは、オランダ留学でやるはずだった修士研究の続きと就職活動に舵を切ろうと思って、札幌に戻ってきたね。
でも、札幌に戻ってきて1か月くらいすると、折角の休学期間だしやりたいことをやろうって思って、前から気になっていたinaho株式会社でインターンの機会を貰ったよ。
何を学んだのか?
—– 普通の修士学生では経験できないような経験をした2人。
—– 一体何を学んだんだろうか?
かける:国連インターンでは、情報の扱い方の難しさを学んだ。インターン開始と同時に緊急事態宣言が発令されて、COVID-19関連の新業務立上げに携わった。情報が氾濫する中で、何が正しい情報なのか?何がデマなのか?どうすれば人々がデマに惑わされないのか?をずっと考えていた。
はるちゃん:業務も英語、リモートワークだったんでしょ?
かける:コミュニケーションは日本語だったけどメールとかはほぼ英語だったし、フルタイム週5日、しかもリモートワークっていう最早就職したような感じだった。笑報告の仕方や自分のやりたいことを反映されることなど、社会人の悩みを垣間見たね。
はるちゃん:スタートアップの方はどうだったの??
かける:元々、スマート農業技術がどうやって現場で活かされているのかに興味があった。ロボットの研究開発&実証実験を見れたのは本当に面白かったし、本格的に就職する前にスタートアップの意思決定フローを見れたのが面白かった。社員さんの熱量の大きさや、フットワークの軽さが肌で分かったかな。
かける:あらいはどう??
はるちゃん:まず、7か月間の福祉系のアルバイトでは、障がい者の方を「障がい者」でくくってはいけない、それぞれの人の得手不得手があることを肌で感じた。人とコミュニケーションを取りながら仕事することの重要性、現場における大変さ、本質的な問題の発見にも至ったよ。
かける:重要な視点だね、国際協力系の2つはどう??
はるちゃん:マザーハウスの方は、かわいそうだから買ってあげるではなく、製品の価値を認めてもらって顧客に買ってもらっているのが良いと感じた。ビジネスとして成立している姿を目の当たりにしたかな。
JICAの方は、事務作業をこなす中でJICAにおける案件内容を知れたのが大きいね。職場の雰囲気の良さとか、国の名前が沢山挙がる環境は純粋にワクワクした。
ここでは語り切れないことばかりなので、今後記事にしていきます!
気になる人は是非2人にコンタクトを取ってみましょう!
休学すべき人とは?
—– 休学を経験した2人が考える、休学を選択するべき人はどんな人なのか?
—– やりたいことがあるなら休学すべきか?どういう人に向いているのか?
はるちゃん:スケジュールが完全にフリーになる。こんなに長期間何もしなくてよい期間は老後まで無いかもしれない。その期間をもっと充実させようと、主体的に行動を起こせる人が向いているんじゃないかな。
かける:休学中は、誰かが指示してくれる訳ではないよね。思った通りに事が進むことはまずないので、根気よく情報収集、機会を取りに行く胆力が必要だと思った。
はるちゃん:あと必要なのは、自分一人で飛び込んでいく思い切りの良さかな。大学生活で会っている友達とは異なるバックグラウンドを持った人と関わっていくことになるので、そういった人たちと仲良くなる能力。
かける:おれとあらいに共通しているのは、就活への影響をあまり考えていないことだね。休学したくらいで評価を下げる企業ならお断りだよ、っていう強気の姿勢が重要なんじゃないかな。
はるちゃん:一方で、同期と一緒に卒業できないのは寂しいかも。11月に富良野実習があったと思うんだけど、それに行けなかったのは悲しいね。
かける:卒業できないのは寂しかったね。みんなが卒業して社会人になっている中、学生のままでいるのは何だか遅れているようで、でも羨ましくもあるんじゃいかな??笑
—– 休学を経て大きく成長した2人。ぐろばるでは、そんな2人の今後にも迫っていきます。
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