スタートアップに新卒で入るのはどうなん?〜入社して半年編〜

人生語り

みなさんこんにちは〜、まさみです〜。

早いもので、何も知らない広島という地に来て、怪しいスタートアップで働き始めてから半年が経ちました。人生初の本州の夏も乗り切り、ようやくちょうど良い気温(北海道夏くらい)になってきましたね。

さて、今日は入社して半年経っての率直な感想と、スタートアップに働くというのはぶっちゃけどうなん?的なところを出来る範囲で語ろうかなと思います。

ほんとは1年働いてから書こうと思ってたんだけど、そろそろ書いといても良いかなって。。。笑

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スタートアップ企業とは?

まず私のスタートアップという言葉の解釈が皆さんが思っているものと違うと問題なので、事前に定義しておきますね。

私はスタートアップ企業を”小規模(10人程度)で新しいことやろうと頑張っている企業”というような超ざっくり解釈しており、こういった企業で働くことについて語ります。(私の企業も最近増えて15,6人?になってきたので、この定義にも当てはまるか分かりませんが。。。笑)

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スタートアップ企業で働いてみてどう?

なぜそもそもスタートアップに就職したの?

どこかで書いた気もする?けど、また手短に。。。

やっぱり水産業って面倒なこと多いけど色々面白いこともあるし、ここまでの専門性も活かせるしコネも多少ある(水産業の世界は狭いのよ〜)。笑

なので、就職ではとりあえず水産に絞ろうと考えました。

大手や水産庁も見た中で、どれもピンと来なくて結局何やっているのか分からないんだよね〜と思って、とにかく分かりやすい規模の小さい企業に就職しようかなと思い始めました。

今の会社のHPほんとに偶々見つけて、話を聞いた中で、水産業って自然相手だし、無理難題な課題が沢山あるわけで、そこの課題に向き合って本気で解決しようとしているのはカッコいいなと思ってしまった。。。笑

仕事内容は?

アプリ開発のチームの一員であるのですが、ただのなんでも屋に近い。

仕事時間の配分としては午前に営業をする。午後に開発(主に社内ツールなど)をする。

その他、日々やらなきゃならない業務と思いついたことを色々。

9:00~18:00で残業はほぼなし。でも水産業だから朝早く(6時とか?)突然連絡が入ってきたりもする。笑

あと出張は超ハード。朝4時から夕方17時まで働くとかもある。

半年間の感想は?

望んでいた通り規模が小さいだけあって、会社全体が何をやっているのかもよく分かります。笑

それで思っていたより楽しいけど、思っていたよりも働くことの大変さや不安を身に染みて感じております。

楽しいこと

裁量権という言葉じゃ表せないほど自由にやらせて貰える。

  • 社内政治とか上司に否定されることがほぼない!
  • 会社の利益になることなら何やっても許される!(何やってもは言い過ぎ笑)

例えば、このブログの運営者の1人でもある”じゅん”という男がいますが、会社の位置も業界も近いしお互いに取引してみたいねと話してました。笑

そこで、社内で「ちゃんと説明して会社にとって悪い話じゃ無いんで取引していい?」と聞いたら、「いいですよ」と回答が得られたので、その翌週には商談して更に翌週には取引開始みたいな感じでことが進みました。

じゅんには大分負荷がかかったとも思いますが、かなり対応早く付き合ってくれてありがとうございます。笑

働くことの大変さや不安

進むべき方向が分からない

学校の勉強はもちろんのこと研究でもある程度はやるべきことや方向性は既に用意されていると思います。研究者はそれを突き進めて新しい領域を開拓していくから凄いんだけど。笑

私の企業は研修というものが一切ありませんし、自分も別に必要と感じてなかったです(やれば分かるだろうと)。

でも実際はやってみると、何が答えで自分は何をやれば良いのか(やっていることは正しいのか)、自分が前に進んでいるかどうかもまだよく分からない。笑

(余談ですけど、社会人でもプログラミングブームとなっているのは、IT業界の勢いもあるけど、目に見える「出来る」が分かりやすいからみんなやりたがるんじゃ無いのかな?となんとなく思った。)

会社という組織の難しさ(これは私個人的な問題な気がする)

私は研究では色々と調べてシミュレーションで示すというような研究をやっていて、良い研究かどうかはさておき修士でそこそこに良い雑誌に論文も出させて貰ったし、過去の知見を集めて、それの上に自分の考えに基づく成果を出すというような論理的に考えることは得意だったと思っています。

でも、論理的に考える際に、他の人や社内のリソースやら方向性といった客観的事実や自分のリソース以外の色々なことを加味しないと意味がないんだなと。。。それがとてもとても苦手です。

スタートアップで大事なことは?

1. 意志が固い人。

なんでも屋に近いし、何をやっているのか自分で分からなくなったりします。

そんな時にもきちんとブレない軸や目標がある人じゃないと苦しいなと思います。

私も軸がしっかりあると思ってたけど、まだまだだったなと痛感したし、そこそこに苦しい時もある。笑

2. 行動できる人。

私は結構面倒くさがりなんで、「これこういうことでしょう?」というように”分かったつもり”で、やらないことも多々あります。

でも、

  • 「分かる」と「する」はほんとに雲泥の差があるんだなと。。。
  • 「する」ことで得られる「分かる」の詳細が全然違うんだなと。。。
  • 「する」側からすれば「分かる」だけの人は分かっていないんだなと。。。

といったことが最近すご〜く分かってきまして、即行動みたいに動ける人は凄いなと思います。

行動してなんとかした時に人って成長するんだな〜と思うんで、スタートアップめっちゃ向いてる気もします。笑

例えば、僕の会社の営業は魚を売ること(最近もう詳細言い過ぎて会社バレてそう笑)なんですが、先月くらいから僕も営業を少しやることになりいきなりお客さんを渡されました。笑

とりあえず、分からないまま(嫌々)電話してどんな魚欲しいって聞いたら、○○が○○円までなら欲しいって言われたので、やばっ知らね〜とか思いながらなんとかしなきゃならないから先輩に聞いて産地に電話してとりあえず売れたみたいな。笑

魚を売るまでにしなきゃならないことがよ〜く分かりました。

また、〇〇いくら?とか言われることがあり、じゃこういう情報を抑えれば魚を売れるのかと理解出来るわけで。。こういうのが成長なのかなと最近実感してきました。。。

3. 仕事を自分ごとと思うこと。

これは、スタートアップ関係なく、仕事の出来る人ってこれがめっちゃ大事だと思ってる。

上司とかになれば責任とか大きくなるし自然と出来るんじゃないか?とは思ってる。でも、新卒でこれが出来る人は凄いんじゃないかと思う。(俺は出来ん。。。)

理由としては、自分ごとと思うかどうかで、その仕事の姿勢が変わってくるし、そうすると「見える」範囲がなんとなく変わる気がする。

自分の仕事なんだと思うと、事前に自然と頭の中でシミュレーションしたり、その一部を人に任せていてもそれをきちんと進捗とか確認したりとかすると思うんですよ。

そしたら、やっぱりミスは少ないし、仕事の質も高いと思う。色々な細部まで配慮ができる仕事のできる人ってそういうことなのかなと思いました。

終わりに

スタートアップの新卒代表みたいに偉そうに書きましたが、スタートアップは企業ごとに完全に社内の雰囲気も全く違えば、感じることも全く違うと思います。

上記については大手でもそうだと思いますが、やっぱり人数が少ないスタートアップでは特に企業に寄ってばらつきが大きいと思います。

10人程度の企業だと内1人変われば、企業の10%の人材が変わるわけですからね。。。スタートアップは、企業どころか下手したら時期によって企業の雰囲気的な部分は大きく変わると思います。

なので、上記の意見もスタートアップで働く新卒の1事例として見ていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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