コロナ→リモートという労災

雑記

ごきげんよう、ようすけです。

私は今の会社では、現場を知るため店舗でお仕事をしています。そこではもみほぐしをしています。院卒でもみほぐしというものびっくりな話ですが、ここの話は今日はしません笑

直接お客様とお話をしてお疲れの原因を探っていくと大きなファクターがあることに気づきました。

ズバリ、リモートワーク!!

リモートワークが増えている方も多いのではないでしょうか???

ということで今日はリモートワークによる疲労の蓄積の深刻さ、その対処法を記事にしていこうと思います。

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リモートワーク疲れは深刻

通勤やちょっとした移動が少なくなり、歩くことがほとんどなくなった。その上座っている時間は増えたものだから腰回りだったり、肩や首が疲れるようですね。

人によっては労災がおりても良いくらい苦しんでいる人もいます。例えば

・肩こりが原因で頭痛が頻発していて、お薬を飲まないとお仕事にならない方

・座りっぱなしが祟って、朝起きたら腰が痛くて起き上がれなかった方

・ずっと家にいるのでON・OFFの切り替えがうまくできずにずっと興奮状態になり、なかなか寝付けない、寝ても熟睡できない方

これってシンプルにやばくないですか??

効率や生産性にはつながらないし、もとすれはお仕事をお休みするような事態にもなりかねません。

COVID-19によって変わったのは職場環境も一緒ですね。

リアル店舗を持っている飲食店の方やイベントを主戦場にしているアーティストやイベント運営会社はわかりやすくてニュースでもよく見かけたりして皆さんも承知だと思います。

そういったメディアが取り上げるわかりやすい(世論を煽りやすい・先導しやすい)問題の影に隠れてしまっている。なかなか目を向けられることはないですが、かなり大きな健康問題だと感じています。

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日本人は世界一座る

少し古くて恐縮ですが2003年から2004年にかけて行われた20カ国に対するアンケートの結果日本は世界一座る国であるという結果が出ています。

一日で6時間以上座る人の割合が調査した20カ国の中ではダントツ一位でした。平均で7時間以上座位で過ごすという結果でした。これを読んでいる人の中でも当てはまる人が多いのではないでしょうか???

リモートワークが増えた方の多い2019年以降だともっと増えているのではないかと考えています。
通勤の往復1時間半を何に使っていますか?

人によってはお仕事の時間が増えたり、動画をみたりと座る時間に換算されている人も多いのではないでしょうか。

通勤1.5時間で多くの人は立っていることが多いと思います。そうなるとその1.5時間がまるまる座っている姿勢になっている人もいると思います。つまり2020年から座っている時間は急加速して伸びているとおもいます。

座り姿勢は人類の敵

健康というのは個人にとっても企業にとってもとてもとても貴重な人的資本です。若いうちはなまじっか無理できちゃう。だけれども、一度失ったら戻らないことだってある。病気になってから気づく人はたくさんいます。病気になる前から体の不調に気付けるようになりたいですね。

上に書いたようなリモートワークによって身体の不調を訴える例は30代後半から50代にかけての人が多い印象です。その人達は30,40代から急に体調が悪くなったのでしょうか??おそらく違うと思います。20代からの積み重ねによって起こっていると思います。10年、20年、30年の積み重ねが表出するのが上記の年代だった、というだけの話です。

20代、30代は無理できる年代で、無理はしていいと思います。
その代わりケアもしようね、というのが言いたいことです。

”疲れたなー”を放置していると段々と体がそれに慣れて疲れを感じにくい(疲れは溜まっているのに!)体になっていってしまします。

自分の不調に対する感度を上げて、都度都度リフレッシュしましょう。それが楽しい人生の基礎の基礎だと思います。

疲労の感度をあげよう

まずはデスクワークのリスクを整理しましょう。

  • 長時間下向き姿勢で固定することによる肩くび周りのコリ・ハリ
  • タイピングで常に手首を若干そらす状態になっていることによる前腕の疲れ
  • 下半身の筋肉を使わないことによるポンプ機能の低下
  • ブルーライト・過度の使用による眼精疲労
  • 姿勢不良による腰痛及びお尻周りの筋肉のハリ

見てみるとわかりますが、かなり全身に渡って疲れが出てきます。いくつかの項目で当てはまる方もいると思います。

とはいっても何をしていいかわからないですよね??
もちろんお金をかけて椅子やデスクやモニターを買い揃えるはとても良い手段だと思います。

とはいえ、いきなりそんなにお金をかけられないよ、ということがあるのはわかっています。
そんな皆さんもさらに薄々気づいています。一日の1%の時間=15分というリソースだけで、お金をかけずに疲労回復する方法があるのことを!

1%の投資で100年健やか

一日の1%を使って20,30,40・・・年後の自分の健やかな人生を作っていくことがめちゃくちゃ大事だと思います。自己投資はよく学びや知識や経験に主眼をおかれがちですが、自分自身の健康というのも考えていく必要があります。1%の時間でしてほしいこと。それは2億回くらい来ている話で恐縮ですが、

ストレッチや軽い運動(お散歩、筋肉を動かす)

人生100年かそれ以上生きるようになっていく未来は確実に来ます。最後の数十年をやりたいことを実現する生活をするのかベッドで管に繋がれて管理されて生活するのか。皆さんはどっちが良いと思いますか??前者を選択するのであれば今日からはじめてみましょう!

上記各疲労に対する対処について詳しく知りたくなった方はYoutubeなどで検索してみてください。

おわりに

座っている体勢では10分で筋肉が固まり始めると言われています。それが一日8時間、週5日で一年間、、、と考えていくと結構大きな時間になりそうです。それだけ疲労しやすいことをしているんだということを認識した上でちょっと動いてみると良いと思います。

1,2時間に1回は立ってちょっと歩いたり、肩回しを休憩の1分だけやる。そういったことから初めてみてはいかがでしょうか。Youtubeなどにストレッチ動画などがたくさん乗っているので参考にしてみてください。

今回は現在セラピストとして店舗でお客さん相手に身体をほぐしている経験からデスクワークのリスクについてお話しました。生活習慣病と同じくらいかそれ以上にこれからの時代社会問題になっていく90%の人類に関係していく課題だと思います。

リモートワークをしているあなたに向けて書いた記事です!一緒に健康な人生を歩んでいきましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございました。

参照

座りすぎの死亡リスクは最大40%増——日本人は世界一座りすぎている
「Too Much Sitting(座りすぎ)」。数年前から、このフレーズが世界中の健康科学分野をにぎわせている。座りすぎによる罹患リスクと死亡リスクは、考えている以上に大きい。
  • A. Bauman, B.E. Ainsworth, J.F. Sallis, et al.The descriptive epidemiology of sitting: a 20-country comparison using the International Physical Activity Questionnaire (IPAQ)Am J Prev Med, 41 (2011), pp. 228-235

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