【自己紹介】Vol.9 カナダが私のアナザースカイ!ーIT×農業×GFR/無限の可能性を求めてー

自己紹介

今回は修士二年のにしこさんに来ていただきました。自己紹介お願いします。

こんにちは!!
農学部・生物機能科学科で微生物学・ワイン学を専攻している、にしこです。修士課程終了後は大手IT企業で働く予定です。よろしく~👋!

今日も元気で活力に溢れていますね!にしこはどうして農学や微生物学に興味をもったの?

きっかけはカナダへの留学かなあ。私、高校1年の夏から1年間カナダに留学したんだけど、そこがすごく田舎で(笑)。でも今思えば、森や自然とふれあう機会に恵まれたホストファミリーとの生活が、環境・エネルギー問題に関心を持ち始めた私の原点(アナザースカイ)だったわ🍁。

森を好きになる一方で、私は虫が苦手だったから、森の中で研究するのにはちょっと抵抗があったんだよね。そんな時に、たまたま学校の資料室で”酵母菌”(真菌の一種:食品の発酵などに用いられる)の写真を見かけて、”酵母めっちゃ可愛い!!!💛💛”ってなって。さらに色々調べてるうちに、当時流行していた”ミドリムシ”からエネルギーを作り出す技術に関する記事を見たんだよね。微生物の活用でエネルギー問題も解決できるなんて、すげえ!微生物の可能性無限大じゃんって思って。大学では微生物学を専攻することを決心しました。他にも、”もやしもん”っていう酵母菌や発酵をテーマにしたアニメも見はじめて、発酵に関わる微生物にちょっとずつ惹かれていったかな。

実際北大の生物機能化学科に入ってみてどうだった?ギャップとかはあったの?

高校の先生が研究室ベースで大学を選ぶようにアドバイスしてくれてたんだよね。だから北大に入学する時から今の研究室や学科の事を調べていたおかげで、ギャップはそこまでなかったかな~。

なるほど。高校生の時からちゃんと考えて調べるのってなかなかできないよね。さすがです。大学院に入ったきっかけやで心に残っていることも知りたいな!!

私は学部4年間はずっと部活に熱中してたから、あまり研究には力をいれてなかったんだよね。だから研究に対して不完全燃焼な感じが残っていたのと、留学にも挑戦してみたかったから、GFRに入ろうって決めた。
GFRで一番印象に残っていることはミャンマーでの研修でみたエビの養殖場かな。マングローブ林の保全をしながら、現地の方々の経済的自立を支えるために、エビの養殖を行っている施設を訪問したんだけど、政府(森林保全)・企業・住民が養殖所を介して、それぞれの目的を達成してること感激した!3セクターを結んで、皆がWinになれる社会を作ることが、持続的な解決策に繋がるんじゃないかってこの時に気づいた。きっと一つの視点から課題解決するのは難しくて、多面的アプローチが必要だと思ったんだよね。自分の就職活動の軸が変わったきっかけでもあります。

なるほど~私はエビの養殖場でそこまで深く考えてなかったから、そういう考え方もあるんだな~って新鮮だな~!最後に将来のビジョンなど教えて!

やっぱりGFRの経験を活かして、食糧問題を解決したいかな。就職先はIT系だから、スマート農業とかヘルスケアにも興味があるよ!ミャンマーでは養殖所以外にも、農業の機械化について勉強したんだよね。先進国でも途上国でも農業の機械化をいかに3セクターを意識しながら行っていくのかが最近の課題かな。機械化のコスト削減、省力化によって食資源解決に関わりたい。いずれにしろGFRで学んだことを生かして仕事をしていきたいな~。

かっこいいな~。にしこさんなら、国内外関わらずバリバリのキャリアウーマンとして活躍してくれることでしょう🌸。これからも彼女から聞けるお話に期待です!!

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