2022年度の目標と計画:1年4カ月目の魚屋さんの場合

人生語り

こんにちは、じゅんです。田舎の水産会社に就職してから早1年が過ぎました。仕事量も増え、ブログ投稿がなかなかできないまま時が経っていました。2年目ということで、去年を振り返りつつ今年の抱負をまとめてみたいと思います。

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これまでの振り返り(2021.4~2022.7)

魚屋さんに就職しましたが、任された仕事は魚を売ることではありませんでした。これまでの仕事内容から振り返ります。

1年目の仕事

主な仕事は、新しい加工場の立ち上げでした。公的資金を活用したハードの調達、品質管理、時には魚の神経締めまで、立ち上げに必要なことは一通りやったと思います。(こちらについては↓の記事でも振り返りしています。)。現在、販売先品管による監査も通り、加工業務も遠隔で管理できるようになったので、この仕事もひと段落かなと思っています。魚の販売というよりは、販売のための土台作りを経験した1年だったと思います。

本業の魚の営業も細々と経験しました。苦手な営業にも少しずつ慣れ、商談に一人で対応できるようになりました。ただ、まだ中長期的な案件成立には至っておらず。今年中には自分の営業で1案件、成立させたいです。

私の会社は、とりあえずやってみろという形で現場に放り出す文化があります。そのおかげで、たくさん失敗して恥をかきましたが、上記の業務を通じて大きく成長できたと感じています。

入社して半年。これからどう生きていこうか
こんにちは、じゅんです。今回の記事では今までの仕事の振り返りです。水産業に就職した今の仕事内容や心理的変化、今後について率直な気持ちをまとめてみました。

会社における立ち位置

少し視点を変えて、自分の会社における「立ち位置」について、振り返ります。

今振り返ると、私は外部との“つなぎ役”だったと思います。水産業は良くも悪くも特殊な業界です。異業種に対し排他的な側面があると実感しています。そんな水産業と外部を繋ぐ調整役を経験できた1年でした。

特に関わりが深かったのは「行政」と「IT」です。水産業は経験則に基づく直感的な意思決定、保守的で義理人情な性格があると思います。これは決して水産業の悪い点ではなく、海という自然相手に戦ってきた結果、ある意味「進化」した形だと思っています。それに対し、一つ一つの過程を論理的に進める行政や、常識にとらわれず革新的に業界に切り込むITは、水産業と相性が悪い点が少なからずあると感じています。

その中で良くも悪くも業界に染まっていな新卒の私は、つなぎ役としては適任だったのではないかなと思います。細かい書類業務が苦でない私は行政と相性が良かったですし、ITに対する苦手意識がない、むしろ興味津々な点はITとのつなぎ役にプラスでした。ただ、行政と異なりITは商売相手です。商いの仕方が異なります。一言でいうと、昭和世代とミレニアム世代のような感覚の違いがあります。この2者をうまく繋くことが今年の目標でもあります。

私が今の会社で得たかったもの

今の会社に入社したのは、水産業の現場を肌で感じたかったからです。実際に現場に足を運ぶ機会は多くありました。

魚にエサを与える、魚を〆る。一見単純な作業ではありますが、日に焼けた太い腕で作業する生産者の姿を見ていると、人間としての生きる強さみたいなものを感じることが多くありました。本来人間が持つ「生き抜く力」を今も有する水産業の魅力を改めて感じた1年でした。

また、良かった点として現場で見たこと聞いたことを文章にする仕事ができたことが挙げられます。新加工場立ち上げとは別案件で、補助事業に応募する機会がありました。その際に、現場に赴いて生産者から話をきき、それを元に事業計画書を書けたことは、とてもやりがいがありました。現場とデスクを往復する仕事を今後も挑戦したいと思います。

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何かが足りていない今の私

仕事は充実している方だと思います。責任ある仕事を任されて、成果までの過程を自分で考えながら実行できています。
ただ、「何かが足りない」とふと思うことがあります。思い当たるのは、修士論文の執筆。難解な数式を何日も頭を抱えながら解いて、自分だけの世界を突き詰めた高揚感が、今の自分にはありません。

では博士課程に進学するのか?と言っても即答できません。
経済的、キャリア的に自分の時間100%を研究に充てられる覚悟がないからです。一方、ビジネスの世界で、自分の好みに応じて仕事を取捨選択できるほど甘くないのも承知です。

かけるの言う通り、自分の人生の時間配分を改めて考える必要があると考えています。論文を書きたいのであれば、必ずしも学生に戻って博士課程に進学する必要はなく、社会人ドクターという選択もあると思います。今までは「一つのことに全振り」が私のスタイルでしたが、自分流のバランスを考えてみたいと思います。※↓に官僚4カ月目のかけるの記事があります。

4か月目の官僚
こんにちは。かけるです。前回投稿した記事から長い期間、投稿をさぼってしまいましたが、社会人になってから4か月が経ちました。大学院卒業後の第一キャリアとして国家公務員を選んだ訳ですが、これを機に自分がこれまでやってきた4か月間をまとめておきた...

2022 年度の目標と計画

これまでの振り返りを元に2022年度の目標と計画を考えてみました。

本業

・異業種を繋ぐことで持続可能な水産業に貢献する。
・【営業】単発でなく、中長期的な案件を成立させる。
・現場に足を運んで、一緒に汗を流す。

異業種を繋ぐという社内における自分の役割をきちんと果たしたいと思います。また、持続可能な水産業のためにも、軸となる商売を作れるようになりたいと思います。そして2年目も変わらず現場に足を運ぶことを忘れないでいたいです。

副業

・人生の再設計(仕事だけでなく、博士課程や家庭など)
・鹿を狩る(社長の趣味に同行する)
・ぐろばるメンバーや大学OBとの交流機会を増やす

今は仕事100%ですが、もっと視野を広げて人生を再設計したいです。その延長で鹿狩りに挑戦したいと思います。野生との闘いをこの手で、、、(笑)。

あと先月、ぐろばるメンバーに卒業以来初めて会いました。たくさんのエネルギーをもらえたので、もっと交流の機会を増やしたいです。

 

1年後の自分に一言

行動を起こして、仕事100%の今の自分とは違う姿であってほしいです。

おわり

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